1. 教育実践専攻トップ
  2. 教育実践専攻案内
  3. メッセージ(研究科長)

メッセージ(研究科長)

横浜国立大学 教育学研究科の目指すところ

教育学研究科長
杉山 久仁子

 21世紀は「知識基盤社会」と呼ばれ,グローバルな知識獲得競争が激化し,学力の育成が従来以上に学校現場に求められています。一方そうした社会の中で,以前は人々の間に共有されていた価値が揺らぎ,いじめや不登校等の種々の課題が学校現場にもたらされています。それら学校の抱える諸課題を前に,従来型の教科の枠や研究室内にとどまる研究だけでは,高度な教員養成は難しく、学校教育をめぐる諸問題が複雑化・深刻化する中で、より高度で実践的な能力を備えた教員・研究者・専門家の養成が望まれています。

 本研究科では、平成23年度に、従来の研究分野の枠で9専攻を有していた教育学研究科を教育実践専攻(修士課程)1専攻へと改編しました。地域と学校等との連携のなかで、教育現場を活性化しつつ、自らも成長し続ける高度で柔軟な実践的能力を備えた人材を養成し、新しい教育のあり方や方法を研究開発していくことを目的としています。専攻内には、教育科学・教科教育学・教科内容学を接合させ、新たな教育理念や教育方法を開発しデザインする「教育デザインコース」と、特別支援学校教諭専修免許状取得や臨床心理士の資格取得のための高度な専門的能力の獲得を目的とする「特別支援教育・臨床心理学コース」の2つのコースがあります。

 さらに平成29年度からは、急激な教員の世代交代が進む神奈川県内の教育現場の実情を踏まえ、教育委員会と連携・協働し、教員養成と教員育成の機能強化を図るべく、研究科内に専門職学位課程の教職大学院として、高度教職実践専攻を設置しました。神奈川県教育委員会及び横浜市教育委員会、川崎市教育委員会、相模原市教育委員会等の政令指定都市教育委員会等と本専攻の設置目的や理念、カリキュラム等を共有し、主に学校経営の観点から、学校経営の中核として活躍できる中核的中堅教員の養成と学び続ける意欲を持ち積極的に学校づくりに参画できる若手教員の養成・育成を目的としています。

 本研究科での学びを通して、教育実践の場における理論と応用の研究能力を高め、教育研究の推進と教育実践の向上に資する能力を修得されることを期待しています。


ページの先頭へ